経済圏融合の時代
地理の優位性を生かし space3
■地理的優位性を生かし
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アジアの地図を眺めたときに気付くのは「九州」の地理的優位性だ。航空機ならば福岡から大阪とソウル、福岡から東京と中国の上海は、いずれもほぼ同じ時間で行くことができる。東京という大都市から離れていることも、九州が地域の独自性を蓄積できる理由だろう。
福岡市—釜山市連携とは別に、九州、中国、韓国の産学官による「環黄海経済・技術交流会議」(環黄海会議)も、毎年各国持ち回りで会合を開きビジネス交流を深めている。安倍前政権が打ち出した「アジアゲートウェイ構想」を先取りする形で2001年から始まった。
「環黄海圏域」とは、中国の上海から大連、韓国は仁川から釜山、さらに九州に至る黄海を取り巻くエリア。日本の一つの地域が中国、韓国との交流を行っているのは「環黄海会議」だけ。熊本市であった07年11月の第7回会議には中国側110人、韓国側120人を含む計530人が参加。環境、バイオ分野での協力の可能性を探る商談会や各種の会合が開かれた。08年の第8回会議は10月に仁川市で開かれる。
環黄海会議を主導する九州経済産業局は、大連での水処理や大気汚染防止、廃棄物リサイクルなどの環境事業を柱に据え、08年度から10年度までの3年間で300件のビジネス展開を目標に掲げている。
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外国人国籍

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